
普段涙を流していますか?
感情的に涙を流すことはストレス解消だけでなく、
色々と体にいい事が研究で分かってきている様です。
我慢せずに、時には思いっきり泣いてみませんか?
今回はそんな涙・泣くことについてまとめました。
泣くことはストレス解消にも健康にもいい?
泣くことでスッキリした、という経験がある人は多いのではないでしょうか。
中には健康のために【泣くこと】を効果的に活用している人もいるみたいです。
涙の効果は、数々の研究において科学的に実証されているようで、
その涙の効果はこんなにあったんです。
ストレス解消
涙を流して泣く時には、ストレス状態が解消されて、その後リラックスした状態になれます。
泣くことで、緊張を促す交感神経が優位な状態から、
リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わるんです。
感情を安定化し、やる気を出す
泣くことはセロトニン神経の活性化につながり、号泣するとより効果が高いそうです。
セロトニンが不足すると感情が不安定になったり、やる気がでなくなることがあります。
悲しみや痛みを和らげる
泣いた後には【エンドルフィン】が増加します。
なのでよく、泣いた後は、スッキリ感があるんです。
【エンドルフィン】は、脳の中で創られる自然なモルヒネの様な物質で、
悲しみや痛みを和らげる効果があります。
免疫力を上げる
涙には【コルチゾール】というストレス物質が含まれています。
このコルチゾールは、免疫力を低下させたり、心拍数、血圧を上昇させたり、
またホルモンバランスを乱したりと、さまざまな悪さをします。
泣くことによってこのコルチゾールが体外へ排出されるようです。
【正しい泣き方】って?
ただ涙を流すだけでは、効果が低いみたいです。
より効果的な【正しい泣き方】を知っておくことが大切です。
自然に出る涙はいいそうです。
週に1回くらいおお泣き(無理した嘘泣きはNG)するとストレスがたまらないようです。
悲しい、つらい時はいっぱい泣いて、たくさん涙を流す方が、健康にいいんです。
「泣けない」「涙がでない」、それは危険のサインかもしれません。
一つ強調できるのは
『ストレスがたまってくると涙も流せない』
という現象が起こりうる、ということです。
理性ばかりを働かせて感情を抑え込んでしまうと、感情をつかさどる脳の大脳辺縁系
の働きが抑制されて、感情の吐露ができなくなることも関係しているのかもしれません。
それが、心の病につながる場合もあるとか・・・
どんなときも我慢のし過ぎは危険というものです。
自分を追い詰め過ぎないために、職場にも辛すぎるときの
“避難場所”を見つけておくことがおすすめです。
いざという時のために、自分だけの「泣き場所」を作っておきたいですね。