
ダイエットをしていると、胃が小さくなった?
と、感じた経験ありませんか?
ダイエットをすることで、すぐにお腹一杯になったり、以前食べれたものが食べれなくなったり
「胃が小さくなったかも」と思う瞬間、ありませんか?
それは何故?原因を調査してみました。
食べすぎると【胃が大きくなる】は本当?
一定期間飲み会が続いたり、またはストレス発散のために
ヤケ食いしたりの食べ過ぎ生活を3か月以上続けていると、
それに適応して胃が大きくなって、満腹感も得にくくなります。
一度伸びてしまった胃は空気を抜いた風船のように弛緩している状態です。
食事をする時は、その胃袋が膨らみます。
そのサイクルから、通常の量では満足できなくなってしまい、
どんどん食べる量が増えてしまうんです。
ダイエットをしていると胃が小さくなったは本当?
- 食事制限を機に胃が小さくなった
- 以前よりも食べられなくなったと感じる
という感じは、本当に胃が小さくなっているのでしょうか?
胃ってどれくらい食べ物が入るの?実際、小さくなるものなの?
という疑問を解消します。
最大限に膨張すると成人で2Lの飲食物を詰め込むことができます。
胃は入ってきた食物を伸びて溜め込み、胃液と混ぜ合わせて細かくして、
次の消化器官である十二指腸へ少しずつ送り込むという動きをしています。
ですが、小さくなることはないみたいです。
空腹時の胃は100ml(ミリ・リットル)程度に縮まって、
残念ながらこれ以上小さくなりようがないんです。
また、胃の大きさには個人差があるというものでもないようです。
多少の違いはあれど、ほぼ皆同じ位で、
実際人間の胃には大小の個人差がそんなにある物ではありません。
どうして「胃が小さくなった」と感じるの?
何故、胃が小さくなったと感じるのでしょうか?
それは脳が関係していたんです。
理由の一つとして、ダイエットをすることで咀嚼するようになったことで、
少しの量で満足するようになったせいなのかもしれません。
ダイエットでゆっくり食べるようになったことで、満腹中枢が刺激されているんです。
脳の満腹中枢が満腹信号を送る基準は人によって異なります。
満腹中枢は個人差があり、その個人差によって胃の大小が決まるんです。
私達人間の体は、たくさん噛むことにより、満腹中枢が刺激されて、
お腹がいっぱいになる仕組みを持っています。
【小顔効果抜群?】よく噛むことがダイエットにいい理由って?その効果を検証してみた
少し食べ方を変えるだけでも満足感は得られる?
満腹中枢が刺激されて、満腹を感じ始めるには約15分~20分くらいはかかります。
早食いは過食の原因です。
ゆっくり食べることで食べすぎを抑えることができます。
食べすぎ飲みすぎや早食いは胃腸に負担がかかり、消化不良の原因になります。
腹八分目を心がけ、ゆっくりよく噛んで食べることです。
こうすることで、沢山食べなくても満腹感を味わうことができるんです。
まとめ:ダイエットをすると胃が小さくなる?
以上です。
胃が小さくなるというのは、脳がそう錯覚していただけなんですね。
ですが、その錯覚で暴飲暴食も食べ過ぎも防げる結果に繋がります。
ダイエットの経過で、そういった胃が小さくなる感覚が身につくだけでも
健康とダイエットに結びつく体の仕組みになるということなんですね★