【食べる時間を気にするだけ?】時間を味方にする「時間栄養学ダイエット」って?朝食・昼食・夕食の時間はいつがいい?

 

 

ダイエットをする時、食事制限をすることはよくあると思います。

ですが、痩せるときに気をつけなくてはならないのは「量」だけではありません。

食事を摂る「時間」も大切なんです。

今回は、時間を味方にする【時間栄養学ダイエット】についてまとめてみました。

 

現代人の多くは食事の時間がバラバラになっている?

仕事がとても忙しくて終電帰り・・・

シフト制の仕事だから食事の時間はバラバラになってる・・・

この様な人も沢山いると思います。

 

ついつい

  • 朝食は抜きで済ましている
  • 昼食は外食のみがほとんど
  • 夕食の時間はバラバラ

こんな食生活になっていませんか?

上記のような食生活の乱れはダイエットにも健康にも悪影響を与えてしまうんです。

食事の時間が毎日バラバラになってしまうと太りやすくなってしまいます。

「夜寝る前に食べると太る」ということは、ダイエットをされている方だけじゃなく、

一般的な常識として浸透している事だと思います。

 

食事を摂る間隔がバラバラはNGです。

 

毎日同じ時間帯に食べるように設定するのが重要です。

ここで、食事の時間に注目した時間栄養学ダイエットが役立ちます。

食事の時間に注目した【時間栄養学ダイエット】とは?

食事の時間に着目したダイエット【時間栄養学ダイエット】とはなんでしょうか?

 

ここ数年で、栄養学の研究者たちの間で話題になっているのが「時間栄養学」という考え方です。

栄養学というと「何を食べるか」ということが今まで中心に語られてきました。

 

ですが、栄養だけでなく実は

食べる時間帯等を意識することも、身体や脳にも深く影響する

ということがわかってきたんです。

 

時間栄養学って?

一言で、何を食べるかではなく、

いつ食べるか

ということに焦点を置いているのが、時間栄養学になります。

 

この体内時計、すなわち生態リズムの視点から考えられた栄養学を「時間栄養学」といいます。

今まではその日に食べたものの総エネルギーが重視されていました。

 

ですが時間栄養学の研究によって、

食べる時間、朝昼晩の食事の比率、これらが健康面やダイエットに影響を与える

ことがわかってきました。

 

時間栄養学を活用することで同じものを食べても太らない?

人の身体は、体内時計の影響によって食事では同じものを食べても、

食べる時間によっては脂肪の吸収率が全然違います。

 

「何をどれだけだべるか」ではなく、

【いつ食べるか】に注目した考え方にする事で、

体内時計を食事からも整えることによって

美容や健康に繋げる事が出来るんです。

 

時間栄養学によるダイエットは研究でも証明されている?

この時間栄養学ですがマウスの実験によって、しっかりと証明されています。

 

とある研究により、マウスに高脂肪食を与えても、

ある時間帯に決めて食べさせれば肥満にならないんです。

 

24時間自由にエサを食べているマウスと同じ量を食べているのに対し、

本来の活動時間帯以外にエサを食べないマウスは

太らないということが実験で分かっているんです。

 

時間栄養学ダイエットのやり方は?具体的にどんな方法?

1日3食の朝食、昼食、夕食に対してまとめます。

<朝食>

朝食は朝日を浴びたらすぐ食べるのがいいです。

朝起きたらまずはカーテンを開けて、朝日を浴びましょう。

その後、すぐに朝食を摂るのがおすすめです。

 

朝食をあまり重要と思っていない人もいますが、

朝食を抜くと1日のリズムが乱れて「朝になった」というスイッチが入りません。

そんな状態で1日を過ごしてしまう場合があります。

 

本来身体を目覚めさせるために摂る朝食ですが、

朝の太陽の光を浴びて、更に栄養バランスのとれた朝食を摂らないと、

体内時計がずれてしまい、いわゆる時差ボケ症状が出ることがあるんです。

 

起きて朝日を浴びたら直ぐに食べる事がお勧めです。

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<昼食>

昼食は朝食から5-6時間後に食べるのがいいです。

仕事や学校の都合で昼食の時間を調整できない人は、

朝食の時間を調整することがおすすめです。

 

脂肪のとり込みや蓄積を促す時計遺伝子の働きが弱い時間帯になるので、

揚げ物や炒め物など高脂肪の食事を摂るには適しています。

 

胃は主にタンパク質の消化をしてくれるので、

肉や魚などのタンパク質をしっかり摂るようにしたいところです。

 

<夕食>

夕食は昼食から7時間以内に摂るのがいいです。

御存知かと思いますが、遅すぎる夕食はもちろんよくないです。

 

とにかく昼食との時間は7時間以上はあけないように、

早めに摂ることが大切です。

時間が空き過ぎてしまうと、体内時計がリセットされてしまって

生体リズムが乱れる恐れがあるんです。

 

何より遅い時間帯には脂肪を合成するタンパク質が

多く分泌されるので肥満に繋がってしまいます。

 

夜は肝臓が休息モードに入っていますので、脂質の多い食事は控えましょう。

 

まとめ:時間栄養学は健康に痩せられる!

以上です!

時間栄養学を活用したダイエットは体に無理がないので、

痩せると同時に健康になることも出来ます!

ぜひ参考にして頂ければ、と思います。