
試合前に過酷な減量をするスポーツとして知られているボクシング。
はじめの一歩、あしたのジョーの力石徹のような辛いイメージを持ってしまいがちですが、
実は科学的で一般人のダイエットにとっても参考になる部分がいっぱいあるんです。
そんな【減量のプロ】から効果的なダイエットのコツをまとめてみました。
減量のプロであるボクサーに学べること
ボクサーは言わば減量のプロです。
漫画やドラマで見るような減量とは違い、
普通のボクサーがやっている減量は、「あしたのジョー」のように危険ではありません。
スパーリングや試合のような危険な行為がなければ、
ボクサーの減量やトレーニングは身体づくりには本当に参考になるいいものなんです。
また、誤解されている方もいらっしゃると思いますが、
ボクサーの「計量のために体重が落せればいい」減量と、
一般人の「体脂肪を落として健康的、スリムな体を目指す」ダイエットとは別物だということ。
しかし、ボクサーの減量の中には、一般人のダイエットに役立つノウハウも
いっぱいあるのでそれらを参考にしたくまとめてみました。
朝食前の有酸素運動が脂肪燃焼に効果的?
ボクサーのほとんど全ての人が朝ロードワークをしています。
空腹時の有酸素運動は、体脂肪を燃やすダイエット効果が非常に高いからです。
実は朝のロードワークは減量にも大変有効なトレーニングで、
運動の場合はジョギングとかジム・ワークなどがおすすめで、
運動が苦手な方は散歩でも十分効果的なんです。
激しい運動じゃなくても効果はぜったいにでてきます。
大事なのは継続です!
低カロリー、高タンパクの食事を
ボクサーは高たんぱく低脂肪の食事にして、体脂肪を落としていきます。
なんで高タンパク?それは筋肉を付けて基礎代謝を上げるためで、
かつリバウンドしにくいカラダを目指している為です。
筋肉をつけた分、その基礎代謝量が上がって、もし1000キロカロリーの基礎代謝量があったら
食事で1000キロカロリー取っても太らないことになります。
それだけでなく、筋肉つけて運動していくことで脂肪が落ちて
身体のラインがきれいになるメリットもあるんです。
低カロリー高たんぱく低脂肪の食事は、例として
- 玄米
- 鶏のささ身
- 卵の白身
- 納豆
- 豆腐
- 野菜サラダ(お芋等の穀類はカロリーが多いので注意です)
等の食事がおすすめです。
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運動で瘦せるなら炭水化物抜きはNG?
炭水化物は、運動時にまずエネルギーとして燃やされ、脂肪に点火する役目も果たしますので、
脂肪に点火するための炭水化物を摂らないと脂肪が減りにくくなるようです。
炭水化物は脂肪燃焼の着火剤のようなものなので、
ダイエットや脂肪燃焼の効率を落とさないためにも、摂り過ぎはよくないですが
完全に抜くのはやめましょう。
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水分を抜いても痩せない!
ボクサーは水を飲まないで体重を減らす方法も取り入れています。
ですが、水分を抜いたらその場で体重に現れるだけで、すぐに体重が減ったって思うけど、
それはすぐにリバウンドしてしまいます。
水抜きは水分が減るだけですので、計量後に食事を摂れば、一気に体重が戻ってしまいます。
体脂肪が落ちているわけではないんです。
脂肪燃焼には水分が必要不可欠で、水分を摂取しないということは
脂肪が減らないだけではなく、血がドロドロになってしまったり、
健康に支障をきたしてしまうので、ダイエット目的で水分を断つのはよくないんです。
短期間で瘦せようとしない!長期的に考える!
普通にダイエットをするのでしたら、運動とカロリー計算した食事制限をしながら、
長い目でやっていく必要があります。
急に体重を落とすと体重が増えやすくもなります。
カロリー計算をしながら、ゆっくり期間をかけて身体を慣らしながらする事が
本当はおすすめなんです。
ダイエット中に体重が逆に増えてしまう事や、
我慢していないのに自然に体重が減ってくるという事もよくあることです。
体重が増えた時に諦めずに続ける事が一番のコツです。
ダイエットは強い目的があることが一番大事
例えボクサーであっても、試合の日という目標がなければ
あれだけの体重を落とすのは無理です。
イメージ的に、リングの上で両手を挙げて勝利をあじわいたい!
この一心で減量に取り組んでいます。
このような強い想いがあるから減量に成功するんです。
「ボクサーという仕事やから、減量やってる。俺、こう見えてもそんなに意思が強くない。でも試合があるから、絶対に落とさんとあかん。絶対に。」
そう、このように★
減量で何キロも体重を落とせる人は、その人自身のポテンシャルなどが凄いのではなく、
そういう立場に追い込まれているからなんです。
痩せるには目標を具体的に持つことが大事です。
目標『●ヶ月で●kg痩せる!』という目標さえあれば、瞬発的に頑張ることができるんです。
ダイエットの仲間をつくろう!
「応援してくれる人や、トレーナーに迷惑をかけられない」という思いがあれば、
それがモチベーションになります。
ダイエットのモチベーションを保つのは一人では難しいです。
一緒にダイエットをしてくれる仲間を探すことがダイエット成功の近道の一つです。
有効な方法は一緒にダイエットに取り組む仲間をつくり、励まし合うことかもしれません。
以上です、一つでも参考になるものがあれば幸いです。
ぜひ、ボクサーの減量方法からヒントを見つけ出してダイエットに取り入れてみて下さい★