
「食べてすぐ横になったら牛になるぞ!」
こんなこと言われたことはないですか?
でも、それはお行儀の問題なんです★
消化の観点から考えると、食後のごろ寝はメリットがあるのではないでしょうか?
食後のごろ寝はダイエット・メリットが沢山!?
食べてからすぐ横になると「牛になるぞ!」
そうよく言われていても、実は【食後のゴロ寝】は
医学的に身体に良いといわれているんです。
私たちの体内で行われている消化という作業は、
生き物にとって大変な力仕事になります。
食後むやみに身体を動かすしてしまうと、血液が筋肉のほうに回ってしまい、
胃腸への血のめぐりが悪くなってしまうんです。
これでは食べ物を十分に消化できないですよね。
ごろっと横になることで「肝臓」の代謝がスムーズになる?
アルコールの摂り過ぎが肝臓に負担をかけてしまうことは、よく知られています。
他にも、ストレスや過重労働、運動のしすぎなども、肝臓には大きな負担になってしまいます。
肝臓の解毒・代謝をスムーズに行う為に、食後は横になっても良いみたいです。
横になると体を起こしている時よりも肝臓への血液供給量が増えるので、
肝臓の負担が減り、肝臓の疲労を最小限にとどめることが出来るんです。
食後に足をあげて10分程身体を休めることで、
血流がお腹に戻ってくるため肝臓に流れる血液量、そして
酸素や栄養分が肝臓に流れ、解毒・代謝するのを助けてくれるんです。
これは慢性肝炎などの肝臓病がある人に良いだけでなく、
肝臓病を未然に防ぐ効果も期待できるようです。
ごろ寝はダイエットにも効果的!?
痩せるために必要な【代謝】ですが、代謝にも色々な種類があります。
実は“肝臓”が基礎代謝の2~3割を担っている、ということをご存知ですか?
これは基礎代謝を上げることはもちろん、ダイエットにも繋がります。
ごろ寝ダイエットによって代謝は向上させることができます!
その後、適度な運動をすれば消費カロリーが増えるので、
脂肪を燃焼させてダイエットの成功に繋がっていくんです。
また、食後に横になる時は、体の右側を下にして寝ると良いようです。
胃の形状から考えますと、左側を下にすると身体に負担がかかってしまうからです。
左をしたにしてしまうと胃の上に肝臓がぐーっ、と乗っかってしまうので苦しくなってしまうんです。
食後の激しい運動はNG!?
食後すぐに動き始めるのもよくありません。
小中学校の頃、特に5時間目の体育で、ワキ腹が痛くなってしまった経験
ありませんか?
これは、体に非常に悪いことで、お腹が
「まだ運動しないで!まだ消化中!」
と、悲鳴を、あげている状態なんです。
食後直後のきつい運動は、控えるようにしましょう。
最低でも2時間は待ちたいところです。
夜、そのまま寝るのはダメ?
消化のことを考えて、食べてすぐ横になって身体を休めるのはいいです。
ですが、夜遅くに食事して、その後すぐに寝るというのはよくないんです。
御存知の方も多いと思いますが、夜遅い時間に食事するほど、
脂肪を蓄積するリスクが高まってしまいます。
食べたものをなるべく脂肪に変えたくない方は、
就寝時間の3時間前までに夕食を済ませることをおすすめします。
【ダイエット中の夜食】夜食の太らない8つの食べ方とおすすめレシピ
ごろ寝ダイエットのまとめ
以上ごろ寝ダイエットでした。
食後の休息は非常に大事なものなんですね。
自分のカラダに負担をかけることなく、休む時は休んで
動くときは動くような生活を送りたいですね★