
コーヒー飲んでたら痩せた!
そんな話を聞いたことはありませんか?
メディア等で取り上げられたこともあるコーヒーダイエットですが、
本当にコーヒーで痩せることはできるのでしょうか?
コーヒーダイエットについてご紹介したいと思います。
カフェインの効果を利用!コーヒーダイエットとは?
「コーヒーダイエット」とは,コーヒーに含まれるカフェインの効果を利用し、
1日に約3杯のコーヒーを飲んでやせるダイエット法です。
コーヒーに含まれるカフェインにはダイエット効果があります。
コーヒー好きにはうってつけですよね!
こんな効果がある?コーヒーダイエットの効果とは
コーヒーのカフェインが体内に取り込まれることで、
体内活動を目覚めさせるアドレナリンが分泌され,これが脂肪細胞に働きかけます。
カフェインには脂肪を分解するリパーゼという消化酵素を活性化させる作用もあります。
カフェインを摂取することで脂肪の分解が促進され、
体に脂肪が溜まるのを抑える効果が期待できます!
それに、カフェインには血行促進効果もあるんです。
全身の血行が良くなれば、体の隅々まで血液が行き届き
基礎代謝が良くなる上、体温も上がって痩せやすい体を作りやすくなるというわけです。
※摂取過多注意!カフェインはとり過ぎてしまうと、不眠や興奮、動悸などの弊害も
あるので、体調に注意が必要です。
【ダイエットサポート物質】脂肪を分解するコーヒーポリフェノールのクロロゲン酸
コーヒー1杯(140cc)分に、約300mgのポリフェノールが含まれます。
これは、ポリフェノールが多いと言われる赤ワインとほぼ同じなんです。
お茶と比べると2倍程度と言われます。
コーヒーに含まれるポリフェノールは「クロロゲン酸」というものです。
クロロゲン酸は血糖値を調整し、コレステロール値を下げる働き、
そして脂肪分解と脂肪蓄積抑制効果を持っています。
そのため、カフェインとクロロゲン酸のW効果により、食事から摂取した脂肪が体に溜まりにくくなり、
脂肪の燃焼が促進されるのです。
同時に胃液の分泌量を増やして、食べ物の消化を直接助けてくれ、
アンチエイジング効果も高いんです!
成分と効果をまとめますと
コーヒーにはカフェインとクロロゲン酸が含まれており、
クロロゲン酸は脂肪分解と脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
カフェインにはむくみや便秘解消効果もあるため、ダイエットに効果的というわけです。
コーヒーダイエットの効果的なやり方とは
ここからはコーヒーダイエットのやり方についてです。
普通に飲むだけではなく、効率よく痩せるために
意識した飲み方をご紹介します。
ブラックのホットで飲もう!
痩せるためにはホットコーヒーで飲むのがおすすめです!
理由は、ホットコーヒーの方がカフェインやクロロゲン酸を効率的に吸収できること、
そして内臓が温まって体温が上がり代謝を促せるためです。
また、コーヒーを飲む際に砂糖やミルクを入れる方もいらっしゃいますが、痩せるための行為として
はやめた方がいいです。
1日の量は3杯を目安に飲む
カフェインの効果が現れるのは、コーヒーを飲んでから30分〜1時間後と言われています。
また、持続時間は4〜6時間程となります。
4時間くらいで脂肪燃焼効果が薄らいでしまいますので、その時間間隔を目途に
1日3回程度を目安に飲むことをお勧めします。
ただし、過剰摂取はいけません!
カフェインやクロロゲン酸は胃腸にとっては強烈な負荷がかかりますので
1日5杯くらいを上限にとどめることをお勧めします。
飲む時間帯を調節する
飲むタイミングは食後と運動前がおすすめです!
コーヒーには脂肪が蓄積するのを防ぐ効果があるので、
食後の消化が始まるタイミングで飲めば体へ脂肪が溜まるのを抑制できるというわけです。
また、コーヒーには脂肪燃焼を促進させる効果もありますので、運動前にコーヒーを飲むと運動によ
る脂肪燃焼効果をさらに高めることができます。
ですので運動30分前頃を目安にコーヒーを飲んで、効果的に脂肪を燃やしたいですね。
インスタントはやめてドリップコーヒーで!
最近は手軽に飲めるインスタントコーヒーも美味しくなってきていますが、
コーヒーで痩せたいのでしたらインスタントよりもドリップコーヒーをおすすめします。
脂肪燃焼をサポートするカフェインやクロロゲン酸はインスタントにも含まれていますが、
その含有量はドリップコーヒーと比較すると半分程度になってしまいます。
加えて、コーヒーにはジテルペン類という中性脂肪や血中コレステロールを増加させる物質が
含まれていますが、ペーパードリップすることで、この物質を除去できます。
クロロゲン酸は熱湯に弱く、沸騰したお湯で淹れると多くが失われてしまいます。
80度前後のお湯(沸騰してから少し置いた状態)でゆっくり淹れるのがおすすめです。
ドリップは最初面倒くさいと感じることもありますが、コーヒーの実際の香りを楽しめます。
普段インスタントばかりという方は、一度試して頂ければと思います★
コーヒーダイエットの注意点もある?
飲むだけで脂肪燃焼してくれるコーヒーダイエットですが注意点もあります。
実際行う時は以下に注意して下さい。
コーヒーは水分補給にならない
むくみに効果のあるカフェインの利尿作用ですが、
水分不足の状態になると脂肪燃焼が滞ってしまいます。
また、水には細胞に栄養素を運んでくれ、老廃物を回収する役割もあります。
脂肪の運搬も体の水分により行われますから、
水分が不足すると脂肪の燃焼が抑制されて逆効果になってしまうのです。
そして、利尿作用が強いコーヒーは、水分補給には向きません。
コーヒーをたくさん飲んでいるからと言って、必要な水分を摂ったつもりになってはいけません。
脱水症状にならないよう、コーヒー以外のものできちんと水分を摂取をおすすめします。
カフェインの摂取量は多くても400mg未満に抑える
適度に摂取すれば体に良い影響をもたらすカフェインですが、
過剰摂取してしまうと急性カフェイン中毒を起こすこともあります。
ダイエットだからと飲みすぎてしまわないようにしましょう。
ドリップコーヒー150mLあたりに含まれるカフェインの量は140mg。
海外のリスク管理機関などにより勧告されている1日の目安摂取量は、
成人でおよそ400mgといわれています。
特に半日以内に500mg以上のカフェインを摂取してしまうと、
急性中毒症による嘔吐や睡眠障害などの症状を起こすリスクが高まってしまうのです。
ですので、コーヒーは3時間か4時間おきに、1日3杯程度を飲むのことを意識して下さい。
※あ!もちろん妊娠中の方はカフェインの過剰摂取は控えて下さいね。
以上コーヒーダイエットのご紹介でした!